春から夏に向かっていく時に気になるのが汗。

汗をかくと気になるのが汗の臭い…特に脇などの汗の臭いが気になっていませんか？

自分では気づかないうちに、じつはワキガになっていた！なんてことは意外に多いものです。

早く気づけば、早く治すことができます。

最近脇の臭いが気になる、脇汗をかいて脇が濡れて困っているという方に、今回はワキガや多汗症について紹介していきます。

是非参考にしてください。

ワキガとは

ワキの下から強い臭いを発する状態で、医学的には液臭症(えきしゅうしょう)と呼ばれます。

汗自体は無臭ですが、鼻につくような独特の臭いを放ち、ワキ、乳輪、外陰部、外耳道などの限られた部位から臭いがする症状です。

ワキガの発生は、先天性が多いようです。

多汗症とは

体温調節に必要な通常の範囲を超えて、発汗が異常に増加することを指す症状です。

手、足、ワキの下、顔などに日常生活に支障をきたす程の発汗過剰を認める疾患です。

多汗症には以下の様なものがあります。

・全身性多汗症…全身に汗が大量にでる
・局所多汗症…手のひら、足のうらやワキという限定した部位から両側に過剰な発汗する

運動や気温が高く暑い場合、体温を調節するために必要に応じて汗をかきますが、多汗症は気温などに関係なく日常に支障が出るほど大量の汗を書いてしまう症状です。

多汗症は後天性の場合が多いようです。

このような方はご注意を

ワキガや多汗症はどんな症状や、特徴の方がなりやすいのでしょうか。

ワキガ

・人より多くワキ汗をかく
・ワキの臭いが気になる
・ワキの汗ジミがよくできる
・ワキの下の衣服が黄色くなる
・ワキの下にニキビができる
・物を持つと汗がついてしまう
・制汗剤が手放せない
・サプリをつかっている
・知人にワキの臭いを指摘された

多汗症

・人より多くワキ汗をかく
・ワキの汗ジミがよくできる
・物を持つと汗がついてしまう
・手のひら、足のうら、ワキ、顔など、特定の部位から過剰な発汗
・汗による不快感がある
・汗による日常生活の支障

ワキガと多汗症は似たような症状がありますので、このうち複数に該当する方は注意が必要です。

ワキガや多汗症の原因は？

汗をだす汗腺にはアポクリン汗腺、エクリン汗腺の2種類があります。

ワキガはアポクリン汗腺が主な原因で、アポクリン汗腺から分泌された汗に含まれる脂質やタンパク質、アンモニアなどの成分で皮膚やワキ毛にいる常在最近によって分解されることで、独特の臭いがでてきます。

アポクリン汗腺は思春期に発達して、性ホルモンの影響で分泌量が増加します。

・アポクリン腺の数が多い
・アポクリン腺から分泌される汗の量が多い
・皮膚表面の常在菌が多い
・耳垢が湿っている方やご家族でワキガの方がいる方

という方に多いようです。

どちらかといえば先天性で遺伝の可能性もあるようです。

多汗症はエクリン汗腺が主な原因で、ホルモンバランスの乱れや生活習慣、ストレスにより交感神経が優位になることで大量の汗が分泌されます。

以下のような原因も考えられます。

・原発性多汗症…原因不明の多汗症
　・体質や遺伝が関係していると考えられます
　・全身性多汗症と局所性多汗症があります

・続発性多汗症…他の病気や薬の副作用によって起こる多汗症
　・感染症(結核、マラリヤなど)
　・内分泌代謝異常(甲状腺昨日亢進症、糖尿病など)
　・神経疾患(パーキンソン病、脳卒中など)
　・薬の副作用(抗うつ剤、降圧薬など)

様々な原因が考えられますので、できるだけ早く治療を考えましょう。

治療はどんなものがあるの？

ワキガや多汗症の治療はどんなものがあるのかを紹介します。

ミラドライ

ミラドライは、マイクロ波エネルギーを利用してワキガや多汗症の原因となる汗腺を破壊する治療法です。

皮膚を切開する必要がないため、傷跡もなく、ダウンタイムも短く両ワキ同時に治療をすることが可能です。

治療直後から効果を実感できるうえ、半永久的に効果が持続します。

日本でも承認されて、現在も導入するクリニックが増えています。

ワキボトックス

しわ治療などに使用されるボトックスという成分をワキに注射し、発汗を抑える治療です。

ボトックスには汗腺の働きを抑制する効果がありますので、発汗を抑えることで雑菌などの繁殖しにくく臭いの改善にもつながります。

効果の持続期間は1シーズン(約半年〜1年)ですが、注射を受けるだけですので施術時間も短くダウンタイムもありません。

効果は術後3〜7日程度で効果が現れます。

医療の世界では1970年代から使われており、安全性は充分に確認されています。

剪除法

これは従来のワキガや多汗症の治療の方法です。

ワキの下の皮膚を切開し、アポクリン腺と呼ばれる汗腺を直接取り除きます。

原因箇所を取り除くので効果は確実で、再発率は低いといわれていますが、現在でも再発したという方もいるそうです。

まとめ

今回はワキガや多汗症について紹介しました。

ワキガは先天性が多いとありますが、後天性でもなる可能性がある症状です。

・性ホルモンの作用
・ストレス、疲れ
・過度な飲食、喫煙
・肥満(内臓脂肪多めの方も)

生活習慣などでもなる可能性がありますので、清潔にして正しい生活を心がけることが必要です。

多汗症なども生活習慣などでなる可能性があるので、充分に注意が必要です。

少しでも悩みのある方、原因などに当てはまる方は早期治療をおすすめします。

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店舗名	大阪梅田フェミークリニック
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